しょちょの宝箱

生きてるみたいでしょ?でも心はもう死んでいるんだよ

アルバトロスの関連記事を表示するショートコードを固定ページにも対応させる方法。

最近ワードプレステーマのアルバトロスにハマってます。

open-cage.com

 

プラグインを入れなくてもショートコードで吹き出しの会話風の表示が出来たり、多機能で重宝しています。

デザインもすごく綺麗に仕上がるので、最近はアルバトロスを使うことが多くなっています。

4月に公開した2週間ダイエットのサイトもアルバトロスで作ってました。

2weeks-diet.com

 

 

ブログカード風に表示できる関連記事のショートコードが便利

で、このアルバトロスで比較的良く使うのが、「関連記事を表示するショートコード」だと思うんですね。

さっきからリンクに使ってますが、はてなブログでも「ブログカード」っていう似たような機能がありますよね。

アルバトロスの場合は

[kanren postid="25"]

こうやって投稿記事IDを入れてショートコードを記述すれば、下の様にリッチなリンクを表示してくれます。

f:id:netvizinfo:20160629183903j:plain

↑関連記事の表示イメージ

 

ちょうど昨日あたりから「Googleが変動した〜」って騒がれてますが、外部リンクの取り締まりが厳しくなってきて、内部リンクの重要性が高まってきている昨今。

内部リンクもただ貼ればいい、じゃなくて「ちゃんとクリックされる内部リンクを」という考え方が広まってきているため、ただのテキストリンクよりもサムネイル等が表示されるこの表示の方がいいですよね~って事で僕は良く使ってます。

 

投稿のみで固定ページには対応できないのが残念

すごく便利な「関連記事のショートコード」なんですが、一点大きな不満があります。

それは呼び出す先の記事が「投稿」じゃないとダメで、固定ページには対応できないっていう点なんですね。

大体キラーページって固定ページにして、1カラムにすることが多いんですけど、それだとキラーページへの誘導がこのショートコードでは対応できないんですよね…

こちらの関連記事の表示機能は、固定ページではご利用いただけません。また、外部のサイトではご利用いただけませんのでご注意下さい。

 公式ドキュメントでも「固定ページには使えないよ」って説明が。

 

で、一瞬諦めかけたんですが、ソースを読んでたら固定ページでも対応できそうだったので、テーマを改変して、固定ページも呼び出せるようにカスタマイズしてみました。

以下の説明はアルバトロス1.1.8をベースに解説をすすめます。

バージョン等によっては、ファイル構造が違ったり、行番号が違ったりするかもしれませんが、適宜読み替えて下さい。

/library/shortcode.phpを編集

libraryフォルダの中にshortcode.phpというファイルが有るのですが、これがショートコード関連の記述がされているファイルなので、これを編集します。

18~40行目が以下の様になっていると思います。

 これを以下の様に修正します。

9行目と13行目に修正を加えています。

9行目で、デフォルトのpost_typeをpost(投稿)に設定したので、何も指定しなければ今まで通りIDから投稿を引っ張ってきます。

一方、ショートコードで
[kanren postid="25" post_type="page"]
とpost_typeを指定してあげることで、固定ページを呼び出すことにも対応できる様になりました。

 同じような悩みをお持ちの方がいれば、ぜひ活用してみてください。

それではまた。